郵便番号、電話番号、会員番号等をExcel(エクセル)に入力した時、数字の先頭の「0(ゼロ)」が消えずに済む方法をお探しですか?
この記事では、その対処法を解説しています。ぜひ参考にしてください。
Excel(エクセル)で数字の先頭「0(ゼロ)」が消える時の対処法
ここでは郵便番号を例に解説します。
下のエクセルシートの「郵便番号」に①「0881234」と入力し、エンターします。
「0881234」と入力したにもかかわらず①「881234」と先頭の「0(ゼロ)」が消えています。
それでは先頭の「0(ゼロ)」が消えないようにしてみましょう。
STEP1:入力するセルを選択
入力したい①「郵便番号」のセルを選択します。
②ホームタブをクリックします。
「数値の書式」の③「表示形式」をクリックします。
STEP2:書式は「その他の表示形式」を選択
書式の「表示形式」で①「その他の表示形式」を選択します。
STEP3:セルの書式設定は「ユーザー定義」
「セルの書式設定」ダイアログが表示されます。
ダイアログ左上の①「表示形式」タブをクリックします。
「分類」の選択肢から②「ユーザー定義」をクリックします。
「種類」の入力欄に③「 000000# 」と入力します。これは郵便番号7桁全てを表示させることを意味しています。
忘れずに④「OK」ボタンをクリックします。
パターン | 桁数 | 種類 |
---|---|---|
電話番号 | 10 | 000000000# (9個の「0」と「#」) |
携帯電番号 | 11 | 0000000000# (10個の「0」と「#」) |
会員番号など | 13 | 000000000000# (12個の「0」と「#」) |
STEP4:郵便番号の先頭に「0 (ゼロ) 」が付いて完了
「セルの書式設定」ダイアログが閉じます。
① 郵便番号の先頭に「0」が付いて表示されました。
お疲れさまでした。
Excel(エクセル)で数字の先頭「0(ゼロ)」が消える時の対処法 / まとめ
Excel(エクセル)は計算ソフトなので、「数字」は「数値」として管理しようとします。そのために「数値」として不要な「数字」の先頭「0(ゼロ)」を消してしまうのです。
数字の先頭「0(ゼロ)」を消えないようにする方法として、書式の「表示形式」を「文字列」にする方法もあります。ただし、「表示形式」を「文字列」にすると計算ができなくなるので、汎用的に使える「その他の表示形式」を紹介しました。
郵便番号は計算する必要はないですが、「その他の表示形式」は便利な設定なので、覚えておくと良いでしょう。