ご飯1合の炊き上がり前と後のグラム数(重さ)を解説

お米一合を炊くとご飯は何グラムになるか実際に試してみた

ご飯1合の炊き上がり前後で、どれくらいの量の差ができるのか、気になりませんか。

ご飯1合の

炊飯前の重さは 150g
炊飯後の重さは 320~350g

が一般的な基準です。

この記事では、ご飯1合の炊飯前と炊飯後の重さの一般基準と、「美味しいご飯の水分量」から求めた重さを解説しています。ご飯を炊く際に、ぜひ参考にしてください。

ご飯1合の炊き上がり前と後の重さを比較

「ご飯」と「お米」、どちらも似ていますが、ここで解説する上で次のように定義しておきます。

ご飯・・・炊飯後の人が食べられる状態
お米・・・炊飯前の人が食べられない状態

次の表は、お米1合を炊いたい時の重さの変化を表しています。この表は一般的な基準の数値です。

お米一合の体積 約180ml(cc)
お米一合の重さ 約150g
お米一合を
炊く時の水の量
約200ml(cc)
(お米の体積の1.2倍)
お米一合炊飯後
(ご飯)の重さ
約320~350g

お米を「炊く」というのは、お米にたくさんの水分を取り込ませることです。したがって、お米を炊くとお米に水分が取り込まれるので、その分の重量が増えるのです。

一般的なお米1合の炊飯後の重さは“320~350g”と書かれることが多いですが、一方で、炊飯後の重さはお米の重量の2.2~2.3倍とも言われます。お米1合が150g とすると“330~345g”となります。

もう一つの基準として、“美味しいご飯の水分量は62%と言われています。そもそも炊飯前のお米にも“15%”程度の水分が含まれていますので、それを考慮して計算した結果が次の表になります。
参考までに、お米一合だけではなく重さごとの違いや、お茶碗やおにぎり、カレーライスに換算した際の分量も出してみました。

炊飯前
のお米
の重さ
炊飯後のご飯の重さ
ご飯 お茶碗
150g/杯
おにぎり
110g/個
カレー
300g/皿
1合
(150g)
335g 2杯 3個 1皿
3合
(450g)
1,017g 7杯 9個 3皿
1kg 2.4kg 15杯 20個 7皿
3kg 6.7kg 45杯 61個 22皿
5kg 11.2kg 75杯 102個 37皿
10kg 22.4kg 150杯 203個 75皿

※ 表記の数値は、いずれも概数値です。

お米を“炊く”
料理方法には、むす、焼く、ゆでる、といろいろありますが、お米は“炊く”です。炊くとは、お米といっしょに水を入れ、火にかけ、お米に水を吸わせていく料理方法です。水がお米に吸い込まれることで、ベータデンプンとよばれる、硬くて水に溶けなかったデンプンが、柔らかくて消化の良いアルファデンプンに変身するのです。“お米を炊く”のは、科学的にもよい料理方法なのです。

ご飯1合の炊き上がり前と後のグラム数(重さ) / まとめ

ご飯の炊き上がり前後の重さは、倍以上の違いがあり、そしてご飯の6割以上が水分だとは驚きました。

もう一度、ご飯の炊き上がり前後の重さをまとめます。

お米1合150g を炊くと

320~350g のご飯ができる
美味しいご飯が炊けた時の重さは335g になる

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石上 ミツトシ(ISHIKAMI Mitsutoshi)
東京都在住、アラ50、ITエンジニアの石上ミツトシです。 50歳手前で在宅勤務を選択し「妻が働きに出て、夫が家を守る」プチ主夫を体験中。 暮らしの中で”はたと”気づいたことや疑問をこのブログに書き留めています。