筆者の息子は毎年のようにインフルエンザにかかっていたのですが、ある時、R1ヨーグルト(明治プロビオヨーグルト)がインフルエンザ予防に効果があると聞き、我が家でも試してみることにしました。
我が家で試したのはR1ヨーグルトのドリンクタイプです。
この記事では、R1ヨーグルトを飲み始めてからのインフルエンザ予防の結果やいつ飲めば良いかを解説しています。R1ヨーグルトを飲もうかどうしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
R1ヨーグルトを飲み始めてからの効果とインフルエンザ予防の結果
息子は小学生以降の7年間で6回(6シーズ)もインフルエンザにかかりました。もちろん予防接種は毎年のように受けてましたし、マスク着用や、手洗い・うがい(十分ではないかもしれませんが)もしていました。クレベリンが良いと聞いては試してみたり、寝室が乾燥しているのではと聞いて加湿器を買ってみたりもしましたが、なかなか結果には結び付きませんでした。
しかし、R1ヨーグルト(飲料タイプ)を飲み始めてからは、この2年(2シーズン)でインフルエンザにはかかっていません。それも、R1ヨーグルトを飲んでいるのは冬場の約半年間だけです。一昨年の10月頃から飲み始めて、インフルエンザの流行期が過ぎた翌年3月末頃には飲むのを止めました。そして、昨年の10月くらいから再び飲み始めて、現在(4月)までインフルエンザにはかかっていません。
この2シーズンでのインフルエンザ対策としては、
- インフルエンザ予防接種
- 手洗い・うがい
- マスク着用
- よく寝る
- R1ヨーグルトを毎日飲む(冬場の半年間)
を行っていました。
「手洗い・うがい」や「マスク着用」は中学生という思春期で難しい年ごろでもあり、どの程度まじめに実践していたかは少々疑問ではありますが、親の見える範囲では概ねできていたように感じます。
「よく寝る」は、試験期間中でも最低8時間睡眠は守っていました。
加湿器は数年前に壊れてしまったので、この2年間は使っていませんでした。
個人的には、R1ヨーグルトを飲んでいるからインフルエンザにかからなくなったというより、これまでのインフルエンザ予防で行ってきたことに加えて、R1ヨーグルトを飲むようになってようやく、全てのインフルエンザ予防の効果が出てきたのではないかと考えています。
おそらく、R1ヨーグルトを飲んでいても、「手洗い・うがい」や「マスク着用」を怠ったり、寝不足気味になったりしては、インフルエンザの予防にはならないのではないかと考えています。
R1ヨーグルトの効果は1日にして成らず
息子がR1ヨーグルトを飲み始めて、インフルエンザにかからなくなったという結果はでましたが、一つ注意することがあます。それは、「飲み(食べ)続ける」ということです。息子も毎年半年間は飲み続けました。
R1ヨーグルトにかぎらず乳酸菌は腸に届く前に胃酸によって死滅することも多く、生きて腸に届いても、いずれは死んでしまったり、時間とともに排出されたりします。したがって、継続的に摂取しないと効果が出ないのです。
筆者の個人的な考えですが、「健康を得るにはお金と時間がかかる」ものなのです。
勿論、R1ヨーグルトが新型コロナウィルスに効果があるかどうかは分かりません。現状、新型コロナウィルスに対する唯一の抵抗となる免疫力強化のために、今年は飲み続けています。
R1ヨーグルトはいつ飲めば良いか
先にも書きましたが、乳酸菌は胃酸には強くありません。できるだけ生きたままの乳酸菌が腸に届くためには、食前、食中は胃酸の分泌が盛んなので、避けた方が良いでしょう。食後の食べ物で胃酸が薄まり、胃酸の分泌量が減る時間がR1ヨーグルトを飲むタイミングとしては良いでしょう。
息子は朝食後にヨーグルトや牛乳などの乳製品を取ると、お腹がゴロゴロして嫌がっていたので、夕食後から寝るまでの間に飲んでいました。
R1ヨーグルトを飲み始めてからの効果とインフルエンザ予防の結果 / まとめ
筆者が個人的にネットや書物を調べたところでは、乳酸菌の摂取がインフルエンザ予防になりうる学術的、科学的立証はまだまだ道半ばのようです。しかし、ある程度の効果が期待できると考えられているのは研究者の間でも一致した意見のようです。
R1ヨーグルトに限らず、乳酸菌食品や飲料は、薬ではなく食品ですから、万人の人に必ず効力があるというものではありません。ネットでも効果があった人やなかった人の声が掲載されています。合う人、合わない人が出てきますので、あまり気負わずに飲むことをおススメします。