今朝(2020/3/6)、PCのChromeブラウザーを立ち上げると、ウィルスソフトがウィルスをブロックした旨のアラートメッセージを出力し、Chromeブラウザーを強制的にシャットダウンしました。
この時は何が起きたか分からなかったのですが、調べてみるとChromeブラウザーの拡張機能“Page Ruler”に「不正なソフトウェア」が含まれていた疑いがあることが分かりました。もちろん拡張機能“Page Ruler”は即刻「削除」しました。
このページでは筆者が遭遇した事象とその対処を解説します。
Chrome拡張機能“Page Ruler”に起きた事象と対処
PCのChromeブラウザーを立ち上げた際、“Page Ruler”に仕込まれたウィルスが起動されたようです。すぐさま、ウィルスソフトが反応し、駆除してくれました。ウィルスソフトは“ESET INTERNET SECURITY”を使っています。
Chromeブラウザーを立ち上げて、強制的にシャットダウンされた後に再度立ち上げ直すと、拡張機能の“Page Ruler”をオフにした旨のアラートメッセージが表示されました。
Chromeブラウザーの拡張機能を確認してみると、確かに“Page Ruler”がオフになっており、さらに「この機能拡張は破損している可能性があります。この拡張機能には不正なソフトウェアが含まれています。」とのメッセージが表示されていました。
下の画像がその時のキャプチャです。▼▼▼
即刻、“Page Ruler”を削除しました。
“Page Ruler”の削除後、念のためにウィルスソフトによる検査(スキャン)を行いましたが、特に問題はありませんでした。
Chrome拡張機能“Page Ruler”にマルウェアが混入!不正なソフトの疑い / まとめ
Chrome(Google)側でも、“Page Ruler”に不正なソフトが含まれていることをキャッチし、該当の拡張機能を無効にする処置を行ってはいたようですが、ウィルス感染には間に合っていなかったようです。PCのウィルスソフトでブロックできていなければ、感染の可能性はありました。
Chromeブラウザーの拡張機能では、今回のようなマルウェアが仕込まれているものが時々発見されています。拡張機能は便利ではありますが、今回のようなリスクもあることを覚えておいたほうが良いでしょう。