生年月日から今の年齢(満年齢、数え年)を計算

生年月日から今の年齢(満年齢、数え年)を計算

このページでは生年月日から満年齢・数え年・西暦/和暦/曜日・干支・星座・英語表記を計算します。また、生年月日をもとに年齢ごとの行事やイベント等を早見表としてまとめて表示します。

下の生年月日フォームに記入いただき、「調べる」ボタンをタップ(クリック)してください。

目 次

▼ 生年月日 説明・使い方
日生

※ 生年月日を記入後、「調べる」をタップ(クリック)すると下に計算結果が表示されます。

満年齢・数え年・西暦/和暦/曜日・干支・星座・英語表記

上の生年月日フォームに記入いただき、「調べる」ボタンをタップ(クリック)すると、記入した生年月日に対応した満年齢・数え年・西暦/和暦/曜日・干支・星座・英語表記が表示されます。
また、生年月日をもとに年齢ごとの行事やイベント等の早見表も表示します。

「満年齢」と「数え年」の違い

「満年齢」とは

現在、一般的に使われている年齢の数え方が「満年齢」です。

「満年齢」は、生まれた時を「0歳」とし、次の誕生日を迎えると「1歳」年をとる数え方です。

私たちが年齢を聞かれて答えるのは「満年齢」です。履歴書や申込書などの書類に記載する時は「満年齢」で記載することがほとんどです。

年をとるタイミング

誕生日を迎えると1歳年をとるのは当たり前のことですが、実は厳密に言うと年をとるのは誕生日当日ではなく、誕生日の前日なのです。

年齢の数え方は「年齢計算ニ関スル法律」で決められており、その中に「年齢計算は民法第143条の規定を準用する」と規定されています。そこで、「民法第143条」を見てみると、

第143条 週、月又は年によって期間を定めたときは、その期間は、暦に従って計算する。
2 週、月又は年の初めから期間を起算しないときは、その期間は、最後の週、月又は年においてその起算日に応当する日の前日に満了する。ただし、月又は年によって期間を定めた場合において、最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する。

と規定されています。
少し分かり難いですが、要約すると、

年をとるタイミングは誕生日当日ではなく、誕生日前日の午後12時(24時)

とのことです。

この規定により、うるう年2月29日生まれの人でも毎年1歳ずつ年をとることができるのです。

「4月1日生まれ」は早生まれ

「年をとるタイミングは誕生日前日」ということが分かりましたが、このことがもう一つのややこしいことにつながるのです。それが「4月1日生まれ」の学年の扱いです。

実は、「学年」は「4月2日生まれ」の人から分けられ、「4月1日生まれ」の人は「早生まれ」となり一つ上の学年になるのです。キリよく「4月1日から翌年3月31日まで」にすれば良いのにと思うのですが、そうでもないのです。なぜ、このようになるのでしょう。

学校教育法施行規則には、

第五十九条 小学校の学年は、四月一日に始まり、翌年三月三十一日に終わる。

とあります。
つまり、小学校の「学年」は「4月1日から翌年3月31日まで」と規定されています。

次に「子供に学校教育を受けさせ始めるタイミング」について学校教育法で決まっており、

第二十二条 保護者( 中略 )は、子女の満六才に達した日の翌日以後における最初の学年の初から、満十二才に達した日の属する学年の終りまで、これを小学校又は盲学校、聾学校若しくは養護学校に就学させる義務を負う。

と規定されています。

この「子女の満六才に達した日の翌日以後における最初の学年の初から」は、先に示した「学校教育法施行規則」に照らし合わせると「4月1日」を指します。つまり「満6歳になった翌日以後の最初の4月1日から」学校に就学させる義務があるということになります。

ここでポイントとなるのが「年をとるタイミング」です。「年をとるタイミングは誕生日前日」ですから「4月1日生まれ」の人の年をとるタイミングは前日の「3月31日」となります。

このことから「4月1日生まれ」の人は「3月31日に満6歳になった翌日以後の最初の4月1日」に含まれることになり、「早生まれ」として一つ上の学年になるのです。

決めごととは、なかなか難しいものだと実感します。

「数え年」とは

「数え年」とは、昔からある神社仏閣の行事や厄除け、七五三、長寿のお祝いなどの時に使われる年齢の数え方です。

「数え年」は「生まれた時を1歳」とし、「正月(1月1日)に年をとる」のが数え方です。

「満年齢」とは違い誕生日は関係なく、全ての人が正月(1月1日)に年をとります。したがって、12月31日(大晦日)に生まれると、翌日の正月(1月1日)には2歳になります。

「数え年」の計算方法は、

誕生日前のとき:満年齢 + 2歳
誕生日以後のとき:満年齢 + 1歳

で計算できます。
早生まれは「数え年」の計算には影響しません。

昔から使われてきた「数え年」ですが、近年ではあまり使われ機会が減ってきているため、七五三や長寿のお祝いなどの時でも「満年齢」でとり行う方が増えています。

年齢の数え方も、時代とともに移り変わっていくのかもしれません。

「満年齢」と「数え年」の違い / まとめ

「満年齢」と「数え年」の違いを表にまとめてみました。

満年齢 数え年
生まれた日の年 0歳 1歳
年をとるタイミング 誕生日 正月(1月1日)

「満年齢」は「誕生日」が重要で、今が誕生日の前か後かが基準になります。
「数え年」は「暦」が重要で、何年に生まれたかが基準となります。

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石上 ミツトシ(ISHIKAMI Mitsutoshi)
東京都在住、アラ50、ITエンジニアの石上ミツトシです。 50歳手前で在宅勤務を選択し「妻が働きに出て、夫が家を守る」プチ主夫を体験中。 暮らしの中で”はたと”気づいたことや疑問をこのブログに書き留めています。